may's diary

猫と上海とデザインの日記

徐汇滨江へ

上海万博敷地の河をはさんで向かい側、徐汇滨江までやってきました。

当時万博までに整備をしようと、政府が躍起になっており、

旦那さんはMADA s.p.a.m時代に、塔と橋を完成させています。

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そのオープンイベントに行ってから早4年。

塔と橋以外はなんにもない、荒地だった場所がすっかり変貌しています。

中国の公園は夜間閉園するので、入口が一つか二つなのが一般的。

こんなに解放された憩いの場があるのは、とても新鮮で気持ちがいい。

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龍美術館/Atelier Deshaus

今上海でとっても注目されている美術館です。

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この敷地は産業遺産をどう見せるかがポイント。

コンテナ用のきりん君や、鉱物を運んだであろうレールは、ランドスケープに。

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T型のコンクリートで全て構成されている建築。

色んなTが折り重なって、どんな空間になっているのか楽しみにしていました。

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中に入るとこんな感じ。

3層分の大きなTの連続でやや残念。もっと洞窟っぽい空間をイメージしてました。

それにしても、全然見えない高さまで掛けられたインパクトのある展示方法に驚き。

全然ちゃんと鑑賞できないよ〜

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施工技術が上がったとはいえ、照明や空調、誘導灯、コンセントの位置などなど

気になる点が沢山。細かなディティールがあるかないかで、展示物の価値も、

美術館の空気も、一変する気がします。

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2階に展示されていたのは、顔石林の彫刻。

彼の作品は、表情がとっても魅力的。

上海のカフェに置かれていたり、結構有名な人です。

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waht's up ? the little singer

展示作品の中で一番好き。

ちょっぴりアホの坂田風やけど、表情がたまらん〜。