美味しさに囲まれて
東京で。
日本の都会って、駅のホーム、人、車の重なる景色が独特。
6年越し想いがつまった、大好きな江戸一の胡麻らーめん。
待ち焦がれ過ぎて、当時の味も忘れ。でもやっぱり美味しい。
濃厚な胡麻と醤油のバランスが良すぎる。
空いた時間に、寄席で江戸落語を楽しむ。
江戸弁の落語を聴くのは新鮮。もなかの牛乳も新鮮。
富山に戻ったら、東京のお友達がご夫婦で遊びに来てくれました。
富山湾寿司。@新湊の浪花鮨
富山湾でとれたネタのみで、お米も富山産。
何度食べても感動の美味しさ。
白えびの唐揚げ。
今ではすっかり食友となりました。
すき焼きみたく溶き卵につけて食すらしい。濃い~
お土産に頂いた、那須で人気の御用邸チーズガーデンのベイクドチーズケーキ
さすが、食友おすすめの物は美味。
そして、一番嬉しかったのは奥様自家製のパン!
パン教室してると聞いてはいだが、ここまで本格的とは。。。
美味しいものに囲まれて、、幸せ~
巨匠に明暗
自分の家を誰かに設計してもらうなら、この人かなぁと思うくらい気持ちいい空間を
設計をする堀部さん。
ほとんどが住宅なので、実作に入るのは初めて。
Hiver-bosque/堀部安嗣
真四角のプランに、綺麗な三角の小波葺き屋根。
玄関周りにさえ樋がない、潔さ。
天井高を2100まで落としたり、逆に高くしてみたり。
照明が少なく、暗い中に自然光を感じたり。
外には立派なクルミの木。
なんだかんだ場所勝ちか?と思って期待してなかったけど、予想外にケーキと
コーヒーが美味しすぎて。感動。。。感動。。。
ちょっと遠出してでも、また来たいと思うケーキ屋さんでした。
色々と食べ歩いたけど、今のところ北陸で一番美味しいカフェです❀
帰りに近くの総湯に立ち寄りました。
約4年前に開業した総湯。今まで行った谷口建築はどれも素敵だったので期待大。
いろいろと紹介されている写真↑では、ツンツンなデザインで巨匠感たっぷり。
ただ、、実際行くと大開口は閉じられていて、(確か電動のガラス窓だったはず)
開ける事を想定しての設計だったのか、換気がまったくなく、ムンムンムンムン。
天井も勾配0なのか、水滴が雨のように降ってきて。
すでにカビも気になり。。。
こんな天気のいい日に、なぜ大開口しないのーーーーーって。がっかり。
なんだか考えさせられるプチ旅でした。
象さんの。九谷焼美術館
お天気のいい日に、ちょっとした気分転換。
九谷焼な旅に出ました。
石川県九谷焼美術館/象設計集団
美術館イコール白い壁という常識からかけ離れ、建物そのものが九谷焼を表現する
ように色とりどり、素材も様々。
公園もしっかり計画されていて、久しぶりに気持ちの良いデザイン。
象設計集団の作品を見に行くと、海外の建築を見に行ったような、他に染まらない
独自の心地よさを感じます。
どこを見てもバブリーな時代の建物感がするけど、湯布院美術館のように予算の
抑えたデザインも同じように心地よくって、参考になります。
「ただ美術品を見に行く」といった美術館ではなくって、九谷焼という技術や歴史が
この地で育ってきたと感じさせるような美術館でした。
ニッポンのオウチ
井波のオウチのちょっとした幸せ。
前の住人が残した井波彫刻がずらり。
これがあるおかげで、ご近所でも市役所でも、あ〜あの彫刻の家ね。で通じたり。
お風呂は古めかしいけれど、超レトロなタイル。
よく見ると、お米の跡のような柄が。
天井もレトロかわいい。
壁も素材感たっぷりの土壁。
建具もこれまたレトロな型ガラス。
黒枠が私たち好み。
南側にはちょっとしたお庭付き。
勾配があって、部屋から眺めた時の目線がぴったり収まる。
40年間眠っていたグラス。
このお家は、空き家になって約1年。私たちが来なければもう壊されていたらしい。
今あるものを大切に、工夫して暮らすのは楽しいよ〜。