地元万歳
素敵な焼き物の老舗を訪ねました。
突然にもかかわらず、4代目がお相手してくださいました◎
ELLE DECOに取り上げられたり、世界中で注目されつつあるけれど、
ずっと変わらずものづくりされてる感じが素敵。
なんとも言えない釉薬の色と、地元でしか出せない土による素材感がたまりません。
すっかり話が弾み、コロンとまあるいコーヒーカップを2つ購入したら、
なんとなんと、まんまる一輪挿しをプレゼントしてもらいました。。。
コーヒーカップ2つよりよっぽど高そうなんですが、値段は聞けず。
今はお孫さんの女性が6代目として後継者となったらしく、これからが楽しみ。
一見素朴なんだけど、毎日使えば使うほど、良さを感じる機能美があります。
急須が一番おすすめ!
好きなもの選ぶのって幸せ〜☆
ちょん君との遠距離恋愛ももう少し
日本に来てもう8ヶ月。
ちょんまげとももは兵庫の実家で、まだ一定の距離感を保ったままらしい。
色んな事がありました。
まず、半ば無職状態で挑んだ、帰国目的の勉強がひと段落。
もう二度と勉強はしたくないので、受かっているのを願うしかありません。。。
それでこれから。
話せばながぁぃ縁が結びついて、11月から富山で新生活が始まることに。
しかも父が聖地だと憧れている井波で。
新生活の準備って何回やっても楽しい。
一個一個気に入った物に囲まれて、財産に出来るのが嬉しい。
上海ではいつも仮住まいって感じだったので、喜びもひとしお。
管理建築士として一人前になるまで、井波を拠点に日本の木造建築の勉強をしつつ
上海へ出張ベースで行く事になります。
ちょんまげも迎えに行って、新しい家気に入ってくれるといいんやけど、、、
いつも流れに身を任せてふらふらと、色んな地で生活するのが運命なんかなぁ。
ちょんまげが一番大変ね。
海の博物館
三重の人は働かない。
案内してくれたお友達が、一日で10回以上言っていた言葉。
早いところは6時にレストランが閉まるらしい。
ずっと行きたかった海の博物館も、初日は閉館してしまって入れず。。。
海の博物館/内藤廣
結局、次の日朝一で直行。
20年以上前に建てられたと思えない、古さを感じない設計。
6棟で分けられた展示空間を、ゆったり敷地を散歩しながら廻る計画。
これがバブル崩壊後で、信じられない程の低予算で作られているから驚き。
このインタビューを読むと、当時の苦労をひしひしと感じます。
素晴らしい博物館でした。
そしてやっぱり食!!海鮮!!!
太平洋側の海鮮は、滅多に食べれないので嬉しい。
大あさりに天然岩牡蠣。
伊勢海老きたぁ~~~!
丁寧に目の前でさばいてくれちゃって、、、ご飯の上でまだ動いてるんです。。。
さすがに見つめられながら食べることができず、、、美味しいんだろうけど味わえず。
でもウニ最高でしたっ。
ごはん旅@三重でした。
お伊勢参り
三重県にやってきました。
富山から車で4時間ちょっと。
中国だったら日帰り出張出来る距離感で、日本海側から太平洋側まで来れちゃう。
近いもんだ。
三重県出身のお友達に案内してもらって、食!食!食!の美味しい旅。
伊勢神宮の参拝後、おはらい町の「すし久」で、てこね寿司をいただきました。
郷土料理らしく、酢飯の上に、しっかりと醤油漬けされた鰹がのっています。
旦那さんは、実は三重が発祥らしいひつまぶしを。
普段うなぎは好んで食べない方なんだけど、炭火でしっかり焼かれた表面と
トロッとした油が、めっちゃ美味し。。。
食後のデザートに赤福本店に立ち寄りました!
でもお目当ては赤福氷。
お腹いっぱいだったけど、ふわっふわの氷が美味しすぎて完食。
中には氷に合うように改良された、赤福のお餅とあんこが。
赤福ってこんな美味しかったっけ。
夜は松阪へ戻って、、、松阪牛~!!!
ここ数年、三重の焼肉食べて~って、お友達にずっと言われてました。
ついに。
七輪に置いた瞬間、火事みたくなります。
ものの10秒くらい炙るだけ。そのまま置いてたら溶けてなくなっちゃうみたい。
タレは濃厚味噌ダレ。
溶ける。。。
肝心なお伊勢参りの写真が皆無で、やっぱり食旅になってしまいました。
こんなとこにも産業遺産
車を走らせて兵庫県の山の奥の奥、神子畑選鉱所へ。
明治時代に神子畑鉱山として栄え、最盛期は東洋一と言われてたよう。
当時は1300人も暮らし、映画館や一円電車も走っていたみたい。
今では全く想像できない、廃墟っぷり。
遠くに見えるのは、保安第一と書かれた看板。
それにしても、朽ちたコンクリート君は、なんでこんなに恰好いいんでしょう。
100年もの。付着割裂破壊しまくり。
当時の写真と、建屋が撤去されてしまった選鉱所跡。
閉山されて、人が去って、残ったのは穴ぼこだらけの山と、鉱石の道。
時代の流れに翻弄されて、なんだか恐ろしくもある。
使い捨てされたような廃墟なのに、美しい遺産と感じるのは、
徹底された建築物の機能美に、プラスされた人の生活の気配だと感じます。
橋マニアの私にとっては、鉄橋に萌え萌え。
今では設計できない手摺の低さが、いいバランス。