may's diary

猫と上海とデザインの日記

Wホテル香港

f:id:chongmagekun:20131022150906j:plainずっと気になってたWホテル香港に泊まってきました。

森田恭通氏の「グラマラス」とニコラス・グラハム氏のオーストラリアにある事務所

「g+a」がインテリアをデザインしたホテルです。

クラブっぽい森田さんのデザインが、Wホテルにぴったり。

デザイン・香り・音楽が全てブランド化されているホテルでした。

f:id:chongmagekun:20131004193526j:plainWという面白い名前は、

“WHATEVER/WHENEVER”「ゲストのリクエストには、いつでもどんなことでも応えよう」という想い。

さらに“Wow!”“Wonderful”“Welcome”「ゲストを迎え入れ、驚くようなサービスを」

から生まれた名前らしい。

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部屋は、グラマラスデザインのお部屋。アメニティがものすごく充実。

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部屋に入ると、音質のいい音楽で迎えてくれます。

自然をテーマにしているのか、枝や葉っぱに蝶蝶がいっぱい。

ただ、壁に印刷された蝶蝶は、中国の炊飯器にプリントされてるダサい絵柄のようで

少しがっかり。

ちゃらいデザインのようで、しっかり特注された装飾が多く案外落ち着く部屋。

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避難経路の案内にはスワロフスキーがあったり、取手まで枝だったり。

FF&Eの参考になります。

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SPAまでの通路は照明の演出が綺麗。

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73階には屋外プールとバーがあり、香港の夜景を見下ろしながら泳げます。

水着を忘れて買おうと思ったら、ホテル価格2000元~。泳ぐのは断念。

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「kitchen」はg+aが担当したらしい。

壁という壁は全てデザインされています。ここがインテリアデザイナーの凄いとこ。

全ての壁や天井や床がデザインされていて、ごちゃごちゃしちゃうような感じがするけどなんとなくまとまってて楽しい。

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日本にいるとただでさえ「とりあえず白い壁」で、「何にでも合わせやすい」というデザインしないデザインが当たり前になってる。

出来てから何年も経ってるし、この装飾的なデザイン。壊れたり劣化している部分は

あるような気がするけどWのコンセプト通り、驚きと面白さのあるデザインばっかで

他のホテルと差別化されたしっかりしたブランド力があって勉強になりました◎

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